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音読でつくる 光村図書5年 詩教材 「あなたへ」の指導 第1

サークル「無法松」 太田 聡美


夏休み明けの、最初の国語教材である。とにかくしっかりと読ませることだけを念頭において指導してみた。伴一孝氏著「子どもに力をつける基礎基本の徹底システム」の中の「“基礎・基本”その一「読み」の徹底システム(1)教科書音読をスラスラさせる指導法」の修正追試である。

あなたへ
       小泉周二
@やったあ
 と 叫んでください
Aあああ
 と くやしがってください
Bわあ きれい
 と うっとりしてください
Cなんだ これ
 と 首をかしげてください
Dきらきらおしゃべりしてください
Eむうむう黙っていてください

F伝えてください
 あなたを

指示1 「叫ぶ」「うっとりする」「首をかしげる」を辞書で調べなさい 

引けた子は起立して、引いた言葉にラインマーカーで印をつける。

つけたら、そこを読み上げてすわる。すわったら、机の上には、教科書だけを出しておく。

指示2 小泉周二の「あなたへ」という詩です。先生が読みますから、ついてきなさい。

1文ずつの追い読み(本文を@からFの単位に区切って読む。)

読んだら、題名の隣に書いた小さい丸を塗る。

指示3 今読んだところを3回読んだらすわりなさい。全員起立。

読んでいるときの姿勢や声の大きさを、机間巡視をしながらほめてまわる。

指示4 隣と一文交代で2回読みます。題名は、私が読みます。

2回目は、順番を交代して読む。

指示5 ノートをだしなさい。全文を視写します。

書き終わったら、隣と交代で音読し合い、間違いないか確かめる。

指示6 列ごとにリレー読みをします。一人の人が読んでいるように聞こえるように読みなさい。

1列が題名を読み、2列が1.2行目を読むという具合に交代する。

指示7 横1列でチームを組んで、練習しなさい。

運動場側から縦5人が1.2…と8列になっているので、8人1チームの5組が輪になって練習する。

作戦を立てて良いことにする。

指示8 チームごとに、発表しなさい。他の人は各チームの中で上手だと思う人を選んで、その理由をノートに書きなさい

チームごとの個別評定をする。3点以上を合格とする。

合格したチームの録音を聞かせ、理由を言わせる。

暗唱していた、間の取り方、抑揚、会話文と地の文の区別などがだされる。

指示9 もう一度チーム練習をします。今度は、自分のパートを暗唱します。

役割や順番を変えていいことにして、強調すべきところを見つけさせる。

指示10 グループごとに暗唱します。

3点以上になっていることを確認しておわる。


伴氏の「教科書(初めて扱う教材)をスラスラ音読させる指導法」で取り上げられている、音読の様々なパターンを組み合わせた指導法を光村図書5年詩教材「あなたへ」で追試した。全文視写の部分は、聴覚による理解が弱い児童のために付け加えた指示だが、他の児童にとっても読み誤りをなくし、正確に詩文を暗唱するのに役だった。


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