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たねまきをしよう(2)

〜朝顔の育て方(2)〜



太田 聡美(翔び梅・北九州 「無法松」サークル)

学級で朝顔を育てる場合、ある程度発育の速度はそろっているのが望ましい。夏休み前に、全員の花が開き始めるようにするためのポイントを紹介する。


種をまこう


種まきの手順


1.5月になったら、できるだけ早く種まきを行う。

2.カッターナイフで、先端に小さな傷をつけ、一晩水につけておいた種を使う。

3.ポリポットの底にネットを敷き、ふちから2〜3センチの深さまでしめらせた土を入れる。

4.種は、第一関節(1.5cmくらい)の深さに、2、3粒丸いほうを上にしてまく。

5.種をまいたポリポットを、発泡スチロールの箱かビニル袋を敷いたかごに並べて、ポリポットが浮かない程度にたっぷりと水を入れる。こうしておくと、ポリポットの底から土に水を吸わせることができるので水遣りの必要がない。

6.芽が出るまでは、新聞紙を上にかけて土の表面が乾かないようにおおっておく。

7.日当たりがよく、雨のかからない場所におくと、数日で芽を出す。このとき、余分なポリポットを児童数の半分程度準備しておくと、台風やそのほかのトラブル・アクシデントに対応できる。

8.ポリポットが用意できないときは、木の箱に直播きしても良いが、その場合は、20〜30cm間隔で2〜3粒ずつまき、芽が出た後、丈夫な苗だけ残して間引きする。

注意 植木鉢に直播きすると、水の管理がしにくく、なかなか芽が出ないことが多い。教師はポリポットや木の箱で余分を育てておく。

種まきの記録を残そう

ポイント1 絵と文は分けて指導する。

 入学後、初めての観察である。観察の基礎を教えなくてはならない。種の形や色を絵で、まいた数や大きさ・手触りを文で表現するように指導する。ただし、絵と文を一緒に書かせると時間差が大きくなり、早く終わった子が遊び始めるので、まずは絵から描く。たかが種とはいえ、立体をその通りに表現するのは、子どもにとってかなり難しいことである。必ず教師が手本を描いてみせるようにする。絵は濃く柔らかい芯の鉛筆で描き、色鉛筆でぬらせる。

ポイント2 個別評定をする。

 種1粒を塗ったところで必ず持ってこさせ、縁からはみ出さないように丁寧に塗っている子をほめる。

ポイント3 種を先に描く。

 土の中に種を埋めた絵は、種を先に描いてから左手の指を種の隣に並べておき、実際の感覚どおりに第一関節の高さに土の表面の線を描くようにする。種を画面の中央より下の方に描くようにするとよい。

ポイント4 ポリポットの絵は、先に描いておくか省略する。

 ポリポットを描かせると全体の画面が小さくなり、種が豆粒のようになるので別に描いた方がよい。

ポイント5 文は、後から書く。初めての観察記録なので、書式を教える。

 日付・曜日・天気・名前を記入させ、アウトラインを示して初めの一文を書かせる。書けた子から持ってこさせて○をつける。早い子に板書させ、評定すると他の子のヒントになる。平仮名を全部習っていなくても、五十音図の表があれば結構書けるものである。

参考作品はここをクリック



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